料理が苦手であまりしたことはないけれど、節約のために自炊をしてみたいと思いませんか。 私も外食で済ませる、スーパーの惣菜で済ますことが多かった時期がありました。しかし、外食や惣菜を買うばかりだと食費がかかってしまいます。 今回の記事では、自炊料理で節約するためのポイントをご紹介してます。
外食と自炊の食費の比較を手取り給与20万円で比較
外食するのと自炊するのとではどのくらい食費が違ってくるのか解説しましょう。
例えば、外食費が1日2,000円かかるとします。1ヶ月を30日で換算すると60,000円。給与が手取り20万円程度だと30%が食費という計算になります。一方、毎日自炊をして1,300円(厚生省のデータを参照)かかるとどうでしょうか。1ヶ月を30日で換算すると39,000円になり、給与の20%まで抑えることができます。
年間で計算すると外食費は約720,000円、自炊にすると468,000円。その差は252,000円と大きくなります。
自炊で節約するために忘れてはいけない5つのポイントを解説!
自炊をして節約になるのか。節約のレシピはどんなものなのかなど、疑問に思われるかもしれません。下記では、自炊で節約するためのポイントやコツ5つを解説していきます。
- 毎日続けようとしない
- 多めに作っておく
- 冷凍野菜を冷蔵庫に常備しておく
- レシピはあなたが作れそうなものから選ぼう
- 業務用スーパーで購入した材料をストックしておく
毎日続けようとしない
自炊って毎日しないといけないと思われるかもしれませんが、さすがに毎日はしんどい。きっと毎日継続することが難しいから、節約ができないのではないでしょうか。私も自炊をしていますが毎日1から料理を作り続けていません。かんたんにササっと作ってから食卓に出すことも多いです。ではどんなことをしているのかコツを3つ挙げます。
合わせ調味料を使う
合わせ調味料は必要な調味料を全部合わせてくれているので味つけがとても楽です。それぞれ調味料の分量を量らなくてもいいですし、かつ時短することもできます。私がよく使う合わせ調味料を3つご紹介します。
- すき焼きのたれ
- やきにくのたれ
- マーボー豆腐の素
作ってみてまずいと、ますます自炊したくなくなります。でも、この3つを使っておけばまずいことがあまりありません。この3つは持っておいて損はないです。
すき焼きのたれの使い方
すきやきのたれで作れる料理の具体例を挙げます。
まずはきんぴら。きんぴら用にカットされたやさいがスーパーなどで買えます。それをゴマ油で炒めてすきやきのたれをかけるだけで、きんぴらゴボウの完成です。パッと出せる一品にオススメです。
次は、すきやきです。あなたが好きな肉とやさいを買ってきて、すきやきのたれを使って煮込めばできあがり!
やきにくのたれの使い方
やきにくのたれで作れる料理の具体例を挙げます。焼きそばをやきにくのたれで作るとおいしいのでおすすめです!やきそば用のカットやさいもスーパーで買えます。カット野菜ってほんとうに便利です。
まずは豚肉を炒める。次にやさいを炒めてお皿によけます。その次にやきそば用の麺にやきにくのたれをかけてそしてからめましょう。最後によけておいた肉とやさいを合わせて炒めてまたやきにくのたれをかけてできあがりです。
マーボー豆腐の素の使い方
マーボー豆腐の素で作れる具体例を挙げましょう。まずはマーボー豆腐の素に書いてあるレシピ通りにマーボー豆腐を作ります。それをご飯にかけてマーボー豆腐丼のできあがり。かんたんに一品のできあがりです。
電子レンジを使う
電子レンジを使うと簡単に蒸しやさいが作れるのをご存知でしょうか。すごくかんたんでヘルシーなのでぜひ電子レンジをフルで使っていただきたいです。まずは、耐熱皿に食べたいやさいを置きましょう。次に豚の薄切り肉をやさいの上に乗せ、少し水をかけます。最後に耐熱皿にラップをしてレンジでチン!すると、蒸ししゃぶのできあがりです。ポン酢やゴマだれで食べるとおいしいですよ。
すごくかんたんな料理を作る
すごくかんたんな料理を作りましょう。個人的に「たまごがけご飯」や「納豆キムチご飯」は立派な自炊めしです。かんたんでおいしいですし、タンパク質なども取れるのでおすすめ。
多めに作っておく
ポイントの2つ目は多めに作っておくことです。私もよくしますが1つの料理を多めに作っておくと、余ります。余ると次の日に余った料理をアレンジしてまた料理にすることができます。
例えばカレー。カレーは余ったらカレーうどんにできたり、焼きカレー(グラタン風カレー)にできたりとアレンジができるので節約にオススメです。
冷凍野菜を冷凍庫に常備しておく
ポイントの3つ目は冷凍野菜を冷凍庫に常備しておくことです。今はコンビニでもカットやさいが購入できます。もしくは、きのこややさいを買ってきてカットし、冷凍しておくと使いたい時に使えて便利です。
みそ汁を作る時に冷凍きのことやさいだけを入れて作ることも多いです。ほんとうに楽にできますのでぜひ、冷凍やさいを活用しましょう。
レシピは作れそうなものから選ぶ
ポイントの4つ目は、レシピはあなたが作れそうなものから選ぶことです。つい、食べたいもののレシピを選んでしまいがち。自炊は時間と手間がかかるとドンドンおっくうになっていきます。ですから、あなたが作れそうなシンプルなレシピから探して作ってみましょう。
今、冷蔵庫や冷凍庫にあるものを検索してみるのもおすすめです。例えば「たまご かんたん」などで検索するとオムレツやスクランブルエッグなどが検索結果として出てきます。冷蔵庫のものが減らせますし、節約にもなる。なのでぜひ、冷蔵庫にあるものを検索してあなたが作れそうなものを選んで作りましょう。
業務用スーパーで購入した材料をストックしておく
ポイントの5つ目は、業務用スーパーで購入した材料をストックしておくことです。業務用スーパーへ行かれたことはあるでしょうか。食材は大容量ですが、低価格のものが多くストックしておくなら使わない手はありません。
業務スーパーは冷凍の肉や魚ややさいなどたくさんの商品があります。私がよく利用するのは冷凍やさいのなす、冷凍のとり肉です。カットしてくれているのは時短にもなるのですごく便利で使いやすい。しかも安価なので節約の味方です。
誰でも作れる節約料理のレシピ・作り方をご紹介!
節約料理のレシピと作り方をご紹介します。
その前に節約料理のコツを1つ、私なりに伝えます。それはメインの肉になにか具材を足して、ボリューム感のあるおかずを作ることです。例えば、豚肉に豆苗を巻いた肉巻き。豚肉だけではカサが少ないのですが、肉巻きにすることによりボリューム感がでます。なので、メインの肉にやさいなどを足すとボリューム感も上がるし、節約にもなります。
では、節約料理レシピと作り方をご紹介しましょう。とりもも肉を使ったレシピです。
とりマヨ 2人分
用意する材料
- とりもも肉角切り 250g
- 塩 少々
- チューブにんにく 少々
- お好みで片栗粉 まぶす程度
- 焼くための油 適量
- ソース
- マヨネーズ 大さじ3
- ケチャップ 小さじ2
- スイートチリソース大さじ2
- レモン汁 小さじ1
用意するもの
- ポリ袋
- フライパン
- 菜ばし
- キッチンペーパー
作り方
- ポリ袋にとりもも肉の角切りを入れます。塩をふりかけ、チューブにんにくを入れます。
- ポリ袋の口を閉じてモミモミ。下味をつけましょう。
- ポリ袋の口を再び開いて、片栗粉をまぶします。
- ポリ袋を閉じて上下にフリフリしてまんべんなくまぶす。
- ボールにソースの材料を混ぜておきます。
- フライパンを熱して油をいれます。
- ポリ袋からとりもも肉をとり出してフライパンで両面をこんがり焼きます。(お好みで揚げ焼きにするように焼いていただいてもOKです!)
- キッチンペーパーを敷いた皿に焼いた鳥もも肉を置いて余分な油を取りましょう。
- ⑤のソースを混ぜておいたボールに⑧のとりもも肉を入れて絡めます。
- お皿に盛りつけて完成です。
エビマヨならぬ、とりマヨ。かんたんに作れますので、ぜひ作ってみてください。
料理初心者にオススメ激安 節約 レシピの作り方をご紹介!
節約の中でも激安の料理レシピ・作り方をご紹介します。たまごを使った料理は特に激安に済ませられるのがいいところです。
とんぺい焼き 2人分
用意する材料
- たまご 3個
- 粉末だし 少々・・・①
- 水 大さじ1・・・②
- しょうゆ 少々・・・③
- 甘めにしたいならさとう 少々・・・④
- キャベツ
- 豚バラ肉 好きなだけ
- 油
- お好み焼きソース
- マヨネーズ
- 青のり
用意するもの
- ボール
- フライパン
- 菜ばし
- フライ返し
作り方
- ボールの中にたまごを割入れ、①~③(もしくは④)を入れて混ぜます。
- キャベツと豚肉を適当な大きさに切りましょう。
- フライパンでキャベツと豚肉を炒めます。
- 3をお皿に移しておく。
- 1をフライパンへ流し込みましょう。
- 半熟ぐらいに焼けてきたら4を端に置いて菜ばしでクルクルしていきます。
- フライ返しでひっくり返します。
- オムレツのような形にできたらお皿に置く。
- お好み焼きソースとマヨネーズをかけ、青のりをかけたら完成です!
かんたん激安レシピ料理のとんぺい焼き。ぜひ作ってみてください。
よくある質問集
- Q自炊って節約になるのでしょうか。
総菜を買った方が節約になるのでは? - A
節約になります。食べる量や作る量によりますが、自炊は何食分かをまとめて作って保存できるため。
- Q1人暮らしで月の食費が3万円は掛けすぎでしょうか?
- A
いいえ。1日千円は妥当な金額です。
- Q食費の平均ってどのくらいですか?
- A
総務省統計局の統計局ホームページ/5 男女・年齢階級別の家計 (stat.go.jp)によると男性の平均の食費は45,957円、女性は32,116円です。
- Q食費を節約するにはどうしたらいいですか?
- A
家計で食費がいくらかかっているのか、そして支出の中で食費が占める割合(エンゲル係数)を把握することが重要です。参考資料;統計局ホームページ/統計Today No.129 (stat.go.jp)
- Q食費の節約をするのにすべきことはなんですか?
- A
食品の買いすぎを防ぐために、まずは冷蔵庫の中身を確認してから買い物リストを作成。次に買い物リストを作成してからスーパーなどへ行きましょう。
まとめ
今回は、外食と自炊の比較、自炊で節約するために忘れてはいけない5つのポイント、節約料理のレシピと作り方と激安節約レシピと作り方などについてご紹介しました。自炊をすることで食費を抑えられて節約できる、料理を作る楽しさがわかるなどいいことばかりです。ぜひあなたの生活に自炊を取り入れて、節約生活を楽しんでいただけたら嬉しいです。